《ブックカバーチャレンジ 3日目》
はじめの一歩を踏み出そう マイケル・E・ガーバー著
「ハンバーガーショップで見た奇跡の光景」
1952年、52歳の男がカリフォルニア州のあるハンバーガーショップを訪れた。
彼はミルクシェイクを作る機械のセールスマンだった。
機械を売り込もうと足を踏み入れた店で、奇跡のような
光景を目にする事となる。
それでは彼の目に奇跡のように映った光景とはどのような
ものであったか。
この店こそがマクドナルド兄弟が経営するハンパーガーショップであり、彼らの監督のもとで、アルバイトの高校生が
てきぱきと働き、店の前で長蛇の列をつくる客にも行き届いた対応をしていた。
これほどスムーズに運営されているハンパーガーショップを
見たの初めてで彼はこう思った。
「マクドナルド兄弟が作り上げたのはハンバーガーショップではなく、お金を生み出す機械だ」
この男こそ、巨大ハンバーガーチェーンを作り上げた
レイ・クロックで事業をフランチャイズ化しパッケージ化するという発想は、のちに他の起業家に対しても大きな影響を与えた。