コラム

関脇正代が悲願の初優勝


大相撲秋場所千秋楽(27日、東京・両国国技館)、関脇正代(28=時津風)が新入幕の翔猿(28=追手風)に快勝。13勝2敗で悲願の初優勝を飾った。熊本県出身力士の幕内優勝も初めてとなった。  大一番は苦戦だった。立ち合いから、今場所旋風を巻き起こした翔猿に頭で当たられて後退。何とかいなして前に出るが、相手にいなされて土俵際に追い込まれた。大ピンチにも正代は片足で残りながら必死の突き落とし。見事に決まって、賜杯をたぐり寄せた。  優勝インタビューでは「信じられません…」と言い、優勝を決めた一番については「初顔合わせだったんで、とても意識したし、やりづらさもあった。今までの相撲人生の中で一番緊張したかもしれない。よく体が反応してくれた」と感慨深げに話した。

来場所は大関が3人となり、いよいよ大相撲も白鵬の時代から変わろうとしている。

この3人の大関で優勝争いをして、是非横綱を目指して欲しい。久しぶりに日本人の強い横綱をみたいものですね。